「ビジネスプロデューサーは、復活する人、若しくは、復活を支える人である」は、日本ビジネスプロデューサー協会理事長(伊藤淳氏)がよく口にする言葉です。

ビジネスプロデューサーを勇者と呼ぶ理由の一部でもありますが、「失敗した人」と言い換えることができます。つまり、失敗をマイナスとはせず、「復活こそが選ばれし者の生き方でもある」といわんばかりです。

「人生は出会う人によって良くも悪くもなります。よって、付き合う人を選ぶ必要があるのですが、はたして選べるのでしょうか?」

と聞いたとき、

「苦境に立たされた時に判る」

と言われました。

そして、もう一言、

「繁栄は友をつくり逆境は友を試す」と。

確かに、何事も上手く進んでいる時は精神的な余裕もあるのか、多くの出会いに恵まれ人との付き合い方に悩むこともさほどありません。が、苦しい状況に置かれた途端に遠ざかる人たちもいて裏切られたような気持ちになることもあります。それは、人間である以上仕方が無いことのように思えますが、自分であれば「大変な時こそ何とかしてあげたい」と思います。

しかし、実際にできることはアドバイス程度。また、そのアドバイスが聞き入れられることなく、相手が失敗した場合、後で「だから言ってあげたのに」と追い討ちをかけるような言葉を吐き、自分のアドバイスの正しさを主張してしまうこともあります。これでは、良い友とはいえません。まさに、試された結果として…

やはり、相手の状況や立場を理解し、相手の力になるためには、それ相当の人生経験を積まないと難しいといえます。「ビジネスプロデューサーは、復活する人、若しくは、復活を支える人である」が意味することは、「失敗した人であるがゆえに真の理解者、真の協力者にもなれる」ということのようです。

大きなビジョンを掲げ、走り続けるために「共感」というキーワードが至る所で発せられていますが、ビジネスプロデューサーは、失敗における共感によって自分の取るべき行動をもコントロールできる人なんだ、と思いました。

今度は、

「“勇者は幸運に恵まれる”とは、“勇者は勇者を見逃さない”ということですね!」

と質問してみたいと思います。

【本日の課題】
真の勇者になるために、自分のエゴを抑え失敗における共感によって自分の取るべき行動を考えましょう!

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